守備乱れ完敗 6年連続初戦敗退6年ぶりの夏の白星をめざして戦う本校の初戦は、初戦激突は46年ぶりとなる鳥取西です。
◇1回戦@どらやきドラマチックパーク米子市民球場
鳥取西 400 100 010 =6
米子東 000 021 000 =3
(米)松井、南、谷本-山脇(鳥)松岡、野山-吹野
▽2塁打 松本(米)山根康、平尾(鳥)
【本 校】 打安点
(2) 山 脇 311
(4) 岡 田 510
(5) 高 雄 410
(6) 森 下 520
(7) 権 田 520
(8) 徳 田 520
(3) 松 本 310
(9) 福 本 310
(1) 松 井 100
打 宇津宮 000
1 南 100
打1 谷 本 100 ※記録はすべて非公式です。
初回の守りで本校先発・松井が不安定な立ち上がり。3連続与四死球で満塁とされると、一失、適時打で一挙4点を献上し苦しい立ち上がりとなります。一方の打線は毎回のように走者を出すものの、鳥取西の先発・松岡の気合のこもった投球の前にあと1本が出ません。4回には振逃(捕失)で出た走者をスクイズで還され0-5となり、さらに差が開きます。6回からは松井を諦め1年生の南、9回には谷本と繋ぎましたが、守備が足を引っ張って流れを掴めません。
5回、本校は四死球に相手のミスも絡み無死満塁とし、山脇の左犠飛、暴投で2点。続く6回にも暴投で追加点を挙げますが、反撃もここまで。終盤には毎回のように安打を連ね、相手の倍以上の11安打を放ちましたが、好機に決定打が出ませんでした。
近年にない強力打線の看板を掲げて挑んだ夏でしたが、適時打が出ず、相手のミスに助けられての得点のみで完敗。立ち上がりが明暗を分ける結果となった投手陣、守備陣も含め、精神面の脆さが浮き彫りになった試合でした。
6年間の連敗の試合結果もパターン化してきており、普段の練習試合、秋・春の大会ではなく、「夏」いかにして勝つか、という基本にして最大の目標達成のため、執着した取り組みが求められます。夏1勝目を挙げることができたとき、ようやく甲子園へ競争のスタートラインに立つことができるでしょう。
ご支援、ご声援いただいた皆様には、心より感謝申し上げ、またご期待に添えない結果となりましたことをお詫び申し上げます。
また、初戦を突破されました鳥取西高の皆様、4年ぶりの初戦突破おめでとうございます。私たちは1世紀を超える激闘を繰り広げてきましたが、その歴史に恥じない戦いができるよう、ゼロからスタートします。

△本校先発の松井。2回以降は立ち直って踏ん張ったが…

△5回裏本校無死満塁、山脇が左犠飛を放って1点を返す

△5回裏本校2死2、3塁、暴投で福本が生還、3点差とする

△6回から救援した1年生の南。落ち着いた投球で反撃を待ったが…