鳥取工に辛勝 次戦に向け不安シード校として迎えた初戦は昨夏苦杯を嘗めた鳥取工との対戦です。
◇2回戦@コカ・コーラウエストスポーツパーク
米子東 003 000 010 01 =5
鳥取工 040 000 000 00 =4(延長11回)
(米)森田康、當別當-上川(鳥)保木本-村上
▽2塁打 上川、渡邉、高田(米)
【本 校】 打安点
(8) 小 谷 520
(7) 大 江 200
7 渡 邉 210
(2) 上 川 512
(5) 瀬 尻 532
(3) 土 生 210
1 當別當 200
(1)3森田康 510
(9) 高 田 411
(6) 山 下 410
(4) 岩 崎 400 ※記録はすべて非公式です。
鳥取工は前日に3投手の継投の末、乱打戦を制し勝ち上がりましたが、この日の先発は背番号13の保木本でした。
本校先発の森田康は初回から制球に苦しみ、特に2回には3連続与四死球に2本の適時打、味方の失策も絡みいきなりの4失点。結局3回0/3、6与四死球、被安打4の内容で降板、當別當に交代となりました。
3回表本校は山下の右前安打を足がかりに、岩崎、小谷がバントでつないで上川、瀬尻に適時打が飛び出し1点差とします。
その後は相手投手の術中にはまり3者凡退が続きますが、8回にも瀬尻の適時打で同点。
9、10回にはサヨナラのピンチを迎えますが何とか踏ん張り、11回高田が適時二塁打を放ってようやく勝負を決めました。
當別當は交代してから出塁をなかなか許さず無失点の粘投で切り抜けましたが、ボール先行の組み立てで、結果ほど安心して見ていられる投球ではありませんでした。序盤で早々に崩れた森田康も含め、準々決勝は投手陣が不安要素と言えそうです。
守備は危ない面もありますが何とか切り抜けました。投手陣を盛り立てるためにも、なんとかリズムよく守りたいところです。打線ももうひと工夫ほしい場面が続きました。
きょうの試合から切り替えて、自分たちにできる最大限のプレーをしてほしいと思います。

△3回表2死2塁、瀬尻が右前に落として1点差とする

△4回途中から救援し11回まで無失点の投球をみせた當別當

△11回表2死3塁、高田が決勝二塁打を放つ